横浜・センター南 横浜都筑法律事務所

交通事故で弁護士なら横浜都筑法律事務所

横浜都筑法律事務所
お問い合わせ電話番号

基本過失割合②単車と四輪車

基本過失割合②
単車と四輪車

交通事故の基本過失割合・単車と四輪車

このページでは、交通事故の基本過失割合のうち単車と四輪車との事故の場合について、東京地方裁判所民事交通訴訟研究会編「別冊判例タイムズ」が設けている基準を抜粋してご紹介します。
(一方の車両をA、他方の車両をBとしています)


追突事故

A追突車:B被追突車

A単車:B四輪車・駐停車車両=A100B0
A単車:B四輪車・道路交通法24条違反=A60B40
A
四輪車:B単車・道路交通法24条違反=A80B20

  • 道路交通法24条(急ブレーキの禁止)

「車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない。」


交差点における直進車同士の出合い頭事故

(1)信号機により交通整理の行われている交差点

A単車:B四輪車

A青信号:B赤信号=A0B100
A赤信号:B青信号=A100B0
A黄信号:B赤信号=A10B90
A赤信号:B黄信号=A70B30
ABとも赤信号=A40B60

(2)信号機により交通整理の行われていない交差点

同幅員の交差点の場合

A単車・左方車:B四輪車・右方車

AB同速度=A30B70
A減速:B減速せず=A15B85
A減速せず:B減速=A45B55

A単車・右方車:B四輪車・左方車

AB同速度=A50B50
A減速:B減速せず=A35B65
A減速せず:B減速=A60B40

一方が明らかに広い道路の場合

A単車・広路:B四輪車・狭路

AB同速度=A20B80
A減速:B減速せず=A10B90
A減速せず:B減速=A30B70

A単車・狭路:B四輪車・広路

AB同速度=A60B40
A減速:B減速せず=A50B50
A減速せず:B減速=A75B25 

一方に一時停止規制がある場合

A単車・一時停止規制なし:B四輪車・一時停止規制あり

AB同速度=A15B85
A減速:B減速せず=A10B90
A減速せず:B減速=A25B75
B一時停止=A35B65

A単車・一時停止規制あり:B四輪車・一時停止規制なし

AB同速度=A65B35
A減速:B減速せず=A55B45
A減速せず:B減速=A80B20
A一時停止=A45B55

一方が優先道路の場合

A単車・優先道路:B四輪車・非優先道路=A10B90
A単車・非優先道路:B四輪車・優先道路=A70B30

一方通行違反がある場合

A単車・無違反:B四輪車・一方通行違反=A 10B90
A単車・一方通行違反:B四輪車・無違反=A 70B30


交差点における右折車と直進車との事故

(1)同一道路を対向方向から進入した場合

信号機により交通整理の行われている交差点

A単車:B四輪車

A直進・青信号:B右折・青信号=A15B85
A右折・青信号:B直進・青信号=A70B30
A直進・黄信号:B右折・青信号で進入した後、黄信号で右折=A60B40
A右折・青信号で進入した後、黄信号で右折:B直進・黄信号=A25B75
A直進・黄信号:B右折・黄信号=A30B70
A右折・黄信号:B直進・黄信号=A50B50
A直進・赤信号:B右折・赤信号=A40B60
A右折・赤信号:B直進・赤信号=A40B60
A直進・赤信号:B右折・青信号で進入した後、赤信号で右折=A80B20
A右折・青信号で進入した後、赤信号で右折:B直進・赤信号=A10B90
A直進・赤信号:B右折・黄信号で進入した後、赤信号で右折=A60B40
A右折・黄信号で進入した後、赤信号で右折:B直進・赤信号=A20B80
A直進・赤信号:B右折・青矢印信号=A100B0
A右折・青矢印信号:B直進・赤信号=A0B100

信号機により交通整理の行われていない交差点

A単車:B四輪車

A直進:B右折=A15B85
A右折:B直進=A70B30

(2)左又は右方向から進入した場合

信号機により交通整理の行われている交差点

同交差点における直進車同士の出合い頭事故の基準を単車側に10%程度有利に修正して適用。

信号機により交通整理の行われていない交差点

同幅員の交差点の場合

A単車:B四輪車

A直進・右方車:B右折・左方車=A30B70
A右折・左方車:B直進・右方車=A50B50
A直進・左方車:B右折・右方車=A20B80
A右折・右方車:B直進・左方車=A60B40

一方が明らかに広い道路の場合

A単車:B四輪車

A直進・広路:B右折・狭路から広路へ=A15B85
A右折・狭路から広路へ:B直進・広路=A65B35
A右折・広路からBの来た狭路へ:B直進・狭路=A30B70
A直進・狭路:B右折・広路からAの来た狭路へ=A50B50
A右折・広路からBの向かう狭路へ:B直進・狭路=A40B60
A直進・狭路:B右折・広路からAの向かう狭路へ=A40B60

一方に一時停止規制がある場合

A単車:B四輪車

A右折・右方車:B直進・一時停止規制あり=A35B65
A直進・一時停止規制あり:B右折・右方車=A45B55
A直進・一時停止規制あり:B右折・左方車=A55B45
A右折・左方車:B直進・一時停止規制あり=A25B75
A直進:B右折・一時停止規制あり=A15B85
A右折・一時停止規制あり:B直進:A65B35

一方が優先道路の場合

A単車:B四輪車

A直進・優先道路:B右折・非優先道路から優先道路へ=A10B90
A右折・非優先道路から優先道路へ:B直進・優先道路=A70B30
A右折・優先道路からBの来た非優先道路へ:B直進・非優先道路=A20B80
A直進・非優先道路:B右折・優先道路からAの来た非優先道路へ=A60B40
A右折・優先道路からBの向かう非優先道路へ:B直進・非優先道路=A30B70
A直進・非優先道路:B右折・優先道路からAの向かう非優先道路へ=A50B50


交差点における左折車と直進車との事故

A単車:B四輪車

A後続直進:B先行左折=A20B80
A先行直進:B追越左折=A10B90
A先行左折:B後続直進=A60B40
A追越左折:B先行直進=A80B20


道路外出入車と直進車との事故

A単車:B四輪車

A道路を直進:B道路外から道路へ=A10B90
A道路外から道路へ:B道路を直進=A70B30
A道路を直進:B対向車線から道路外へ右折=A10:B90


対向車同士の事故(センターオーバー)

A単車:B四輪車

Aセンターオーバー:B対向車線の左側部分通行=A100B0
A左側部分通行:B対向車線からセンターオーバー=A0B100


同一方向に進行する車両同士の事故

(1)追越単車と被追越四輪車との事故

A追越単車:B被追越四輪車

追越禁止場所=A80B20
追越禁止でない場所=A70B30

(2)進路変更車と後続直進車との事故

A単車:B四輪車

A後続直進車:B進路変更車=A20B80
A進路変更車:B後続直進車=A60:B40

(3)追突事故

被追突車に道路交通法24条違反がある場合についてこのページの上部に記載のとおり。 


個別事情による修正

以上それぞれの基本過失割合は、個別の態様・状況や、著しい過失・重過失などによる修正が設けられています。修正要素や修正の適否は、類型によって様々です。

交通事故被害の弁護士相談MENU
弁護士・事務所案内