むちうち(頚椎捻挫等)
むちうち(頚椎捻挫等)
しびれ・痛みなどの症状
交通事故にあい、むちうちに悩まされている方は多くいらっしゃいます。
むちうちとは、事故の衝撃で首が鞭(むち)打つように振られる態様の受傷です。
その症状としては、手のしびれ、首の痛み、頭痛、めまい、自律神経症状など様々です。
特に、追突事故でむちうちになられた方を、多くお見受けします。
むちうちの後遺障害等級
交通事故による、むちうちの後遺障害等級については、次の3種類の可能性があります。
12級13号 | 局部に頑固な神経症状 |
14級9号 | 局部に神経症状 |
非該当 |
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むちうちの診断
交通事故によるむちうちが後遺障害に該当するかどうかは、自覚症状に加え、治療当初からの画像診断、神経学的検査による診断、症状経過・治療状況などによって判断されます。
画像診断はMRIが重要です。
神経学的検査としては、次のようなものなどがあります。
- 反射テスト
- 神経根症状誘発テスト(スパーリングテスト、ジャクソンテスト)
- 筋力検査
- 握力検査
- 筋電図検査
被害者本人としては、治療中、自覚症状を漏れなく医師に伝え、医師の指示に従って適切に通院することが重要になります。
むちうちで生じる現象
むちうちは、頚部の筋繊維が過度に伸長または部分断裂させられたり、末梢神経が脊髄から分岐する神経根が刺激・圧迫等されたり、交感神経に異常を生じさせられたり、などの現象が起こるとされています。
そして、医師の診断を受けて付けられる傷病名は、「頚椎捻挫」「外傷性頚部症候群」「外傷性頭頚部症候群」「頚部挫傷」「バレー・リュー症候群」など様々です。
(「むちうち」という言葉は医学的な傷病名ではありません)
むちうちは保険会社の打切りが早い
交通事故によるむちうちでは、治療中、被害者にとっては思いのほか早い段階で、加害者側の保険会社から、治療費支払いの打切りを通告してくることがあります。
このため、交通事故でむちうちになったら、なるべく早い段階で弁護士に相談し、代理人として依頼なさることをおすすめします。
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